こんにちは!大阪府枚方市の司法書士の松本です。
毎年思うことですが、お盆を過ぎてから急に相続登記の
依頼が増えるような気がします。
表題に書きました相続登記を放置するリスクですが、
1.公には名義変更(相続登記)がされていないため、
その不動産を売却することができない。
2.遺産分割協議書が文書化されていないので、時間
が経って相続人の誰かが心変わりする可能性がある。
3.遺産分割協議をする権利をもつ相続人が、相続登記を
する前に亡くなってしまったら、その権利はその家族
の相続人に更に相続されてしまうので、法定相続人が
時間の経過と共に増えていく。相続人の人数が増えれば
増えるほど、遺産分割協議がまとまりにくく、最悪の
場合、家庭裁判所のお世話にならないといけなくなる。
特に、3は経験上、よくあるケースです。先々代の相続登記
は、途中で頓挫せざる終えない場合が多いのが実状です。
相続のリスクは時間との勝負ですので、なるべく早く諸手続
をされる事をお勧めします!
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